カラオケの個人芸
カラオケをする人には2つのタイプがあるようです。
1つは自己陶酔型と言われれるもの。
独り喋々が花園の上で飛んでいるような浮いた声。
顔はうつろ、客席を一度も見る事もなく、
何がいいたいのか分らない。 あぁ退屈!
ほっとくしかない世界。

 

2つ目は自己顕示型と言われるもの。
どんなもんだい!とばかり、張り手まがいの声。
時には客をにらむがごとく険しい顔。
少し云いたくなる気持ちが湧いてくるが、
ただ忍の一字で聞くしかない。 ウゥ我慢!
やはりほっとくしかない世界。

 

タイプは違うがどちらも共通しているのは、自分中心。
カラオケは個人芸の独壇場とはいえ、
聴き手は、ひたすら一方的に聞かされ立場に置かされる。

音の独り占めし、独占されて聴く人を入れない自分善がりの為、

歌っている歌に参加しにくいのです。一緒に歌えないのです。
聴き手は、聞くだけでなく、反応して歌おうとしているのです。

 

本人が良かれと思い込んでることは、

(聴き手は、歌ってる歌より、その人を聴いているのです)

人は誰も あたらず、触らずで、傷つけまいと
(お互い様が、どこかで通じ合って、言えるほどの自分でもないのもあって)
何もいってくれません!

(その方が安心安全です、結果 

 指導者なき野放し状態に・・・・失礼!)
だから、自分で気付くしかないのです。
(だが、自分で自分を気付く力があれば、すでにこのことは回避している)
むしろ悪魔は褒めて来ます。(お上手ですネと!)

(だけど私は、もっと上手いのよと!・・こころでつぶやきながら) 

 

歌い手も聴き手も一緒に成って、歌は楽しみたいものです。

 

その為には

正直な指導者に逢い
素直な自分に向き合うのが
一番でしょう!

 

芸事は、指導者に厳しく指導されてこそ育まれると思う・・

その方が、たとえ遊びでも、楽しいと思うのだが・・・