私が学生時代コーラス部にいたころ
40年も前の話になりますが・・・、
その頃は、腹式呼吸という言葉もなかったように思います
ただ、腹筋強化のトレーニングは、よく言われ、鉄棒の逆上がりや
お腹の上に、数十キロの重いものを乗せ、鍛える方法でした、
仰向けのお腹に、人が乗るまでも・・・
今はこのようなトレーニングは、だれも言わないでしょう?
私の勉強の限りでは、20数年前から、
腹式呼吸=腹筋強化は否定されています。
だが、今だに一度広まった奨励事は、根強く続いています。
今では、真っ向から腹式呼吸から入ると
発声は学べないという人まで現れています、
彼らの主張にも理があるのです。
腹筋を鍛え、(大口など)明瞭で大きな声が出ると、
本人は、その声がお腹から出た正しい発声だと
勘違いする人、後を立ちません。
けたたましく、甲高く、うるさい声に成るだけです。
絹の糸を引くような、レガートの何とも言えない声から
遠ざかるばかりです。
(小声で柔らかい声の方が至難の技です)
多くの人(初心者)が、一度は落ちる罠でしょう。
早く抜け出ることを期待します。
本人が思い込んでることは、
他人は誰も 当たらず、触らずで、傷つけまいと
云ってくれません!
むしろ悪魔は褒めてきます。
自分で気付くしかないのです。
是非発声に必要な腹式呼吸を学んで下さい。
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